高速道路などで突然の事故を引き起こした時が怖いので、ロードサービス目当てでJAFに入会してJAFカードを携帯していました。
しかし、JAFの会員更新間近に耳寄りな情報が入ります。
「JAFと同クラスのロードサービスを無料で受けられるカードがある」
それがガソリンスタンドのエネオスのカードです。
JAFは手厚いロードサービスをいつでも受けられる代わりに、基本的に入会費用2,000円と毎年更新料4,000円掛かるのが地味にネックでした。
それがエネオスカードなら入会費用も更新手数料も無料になるとのこと。
というわけで、今回は色々調べた上で、エネオスカードを申し込んでみることにしました。
「エネオスカードの申し込み方はどうすれば?」
「エネオスのロードサービス内容が気になる」
「JAFと比較しても本当に見劣りしないの?」
という悩みや疑問を持つ人のために、実際の申し込み手順や調べ上げたことを徹底的に網羅しているので、参考程度に見てみてください。
申し込んだのはエネオスSカード
ちなみにエネオスカードは3種類ありますが、一番魅力的に感じたエネオスSカードを取得することに。
エネオスSカードはロードサービス以外に何がお得かと言うと、
・入会費用が無料
・年に1度でも使えば1,250円の年会費が無料になる
・エネオスでガソリン・軽油が常に1ℓにつき2円引き
JAFで発生していた入会費と年会費がタダになるのが嬉しいです。
それとエネオススタンドで常時2円引きになるのも、車で旅行好きの私にとってはデカいです。
いつも利用しているガソリンスタンドがエネオスでなくても、車で遠出した時なんか咄嗟に入ったガソリンスタンドがエネオスというシーンは何気に多し。
特に知らない土地だと変にウロついて道に迷いたくなかったり、すぐにガソリンを入れたくなるので、ガソリンスタンドを選んでられず駆け込み給油したい!ってよくあるんですよね。
そして国内で一番多いガソリンスタンドがエネオスであり、総店舗数は10,000以上にも数えられるので、自然とエネオスに立ち寄る可能性も高くなるというわけです。
個人的にはこのエネオスSカードが一番オススメです。
他にもエネオスPカード・エネオスCカードがありますが、そちらはSカードと比べると微妙に感じたので、今回は申し込んでいません。
3種類のエネオスカードの特徴については、以下の記事で徹底解説しています。
※ちなみにエネオスカードはどれを選んでもロードサービスを利用できます。
ロードサービスの内容はJAFと比べても遜色は無かった!
「年会費無料なのにJAFと同じロードサービス?」
私が最初に浮かんだ疑問がコレでした。
入会費2,000円、年会費4,000円も掛かったのにJAFクラスのロードサービスを無料で受けられるのか?にわかには信じられませんでした。
しかし、調べてみたら本当に同等のロードサービスが用意されていました。
それぞれのロードサービスの比較表を見れば一目瞭然です。
JAFのロードサービス | エネオスのロードサービス | |
レッカー車による移動 | 15kmまでは無料 (1km超過につき+720円) |
10kmまでは無料 (1km超過につき+昼500円・夜600円) |
キー閉じ込み開錠サービス | 30分以内は無料 | 30分以内は無料 |
バッテリージャンピング | ||
タイヤパンク時の交換作業 | ||
落輪時の引き上げ作業 | ||
ガス欠時給油作業 | ||
その他30分以内の作業 | ||
部品など交換時の費用 | 利用者の実費負担 | 利用者の実費負担 |
なんと車のレッカー移動料が無料になる距離が5km差がある以外は、JAFもエネオスもほとんど変わらないという内容でした。
仮にエネオスカードで1度だけ15kmまでけん引してもらっても2,500~3,000円なので、年会費4,000円のJAFよりも安く済みます。
年会費を無料にできるカードでありながら、あのJAFと同クラスのロードサービスが付帯するということで、節約したい人にとってはこの上無いカードに間違いありません。
唯一の弱点は年間3回以上の利用で有料になること
そんなコスパが良すぎるエネオスカードですが、
ロードサービス利用3回目以降は有料になる
これだけが年に何度利用しても無料なJAFに劣ります。
が、これは大したデメリットではありません。
なぜなら、年に3回以上利用するシーンはそう起こりえないからです。
あなたもこれまでの車旅行や生活を振り返って、果たして年に3回以上車両トラブルでJAFなどにお世話になったのか?というのを考えてみてください。
毎日毎日遠出していたり、相当運が悪いかでも無い限り、そんなにお世話になった記憶は無いというパターンがほとんどだと思います。
かくいう私も、車で1年で東京から富山、青森、岐阜、岡山、果ては九州の鹿児島まですっとんでいた時期がありましたが、それでも3回以上ロードサービスを利用することはありませんでした。
それどころかロードサービスを呼ばない年の方が圧倒的に多いです。
なので、無料なのは年2回までの縛りがあっても無問題です。車を普通に整備していれば3回以上お世話になることもありません。
むしろ年に2回も無料になるのか!という考え方もできます。回数はちゃんと毎年リセットされます。
もしもの時の保険でロードサービスが欲しい!というなら、エネオスカード1枚持てば十分です。
不運にもレッカー移動や故障に縁がある人だけは、JAFの会員になった方がお得です。
年会費無料にできるので持ち腐れにもならない!
エネオスSカードのメリットの1つで挙げた、年に1回でもカードを利用すれば年会費がタダになるという特典があります。
前項でも書きましたが、JAFに入会したもののロードサービスを使う期間がまったく無かった!という経験がある人は多いと思います。
私や私の周りでもJAFなどのロードサービスに入会していた人がいましたが、そういう人に限って何度もお世話になったって人がほとんどいませんでした。
こうなるとJAFカードやらなんやらも、財布の中で眠ったままになります。
結局、事故も何も起こさなければ、保険はお金が掛かるだけの存在になるんですよね。
一応、JAFには優待があるのでそれを活用すれば出番無しということはありませんが、積極的にカードを使わないで忘れちゃうという人にはキツいと思います。
じゃあロードサービスという保険は不要なの?というとそうではなく、他の保険と同じく何かあってからは遅いです。
万が一の時のための後ろ盾はあった方が良いのは間違いありません。
「ロードサービスは欲しいけど結構お金が掛かっちゃう…」
「でもトラブルなんてそう起こらないからムダになりそう」
そう悩むあなたにこそ、ロードサービスが付帯しつつ入会費も年会費も無料にできるエネオスカードはうってつけです。
JAFでは毎年更新料が掛かるところ、エネオスカードなら実質無料になります。
エネオスカードを実際に申し込んでみた!
ロードサービスがJAFに迫るサービス内容だと知った私は、実際にJAFカードからエネオスカードに乗り換えてみました。
年会費が余分に掛かって、たまーに優待を利用していただけのJAFカードとはサヨナラバイバイです。
ちなみに入会資格は学生含む20歳以上です。(高校生不可)
以下、実際にエネオスカードに申し込んだ段取りを画像付きで解説していきます。
申し込み方法はネットか店舗から
ENEOSカードの申し込み方法は3つあります。
②ENEOSタブレットによる申し込み
③「入会申込書」による申し込み
①はインターネットから申し込み可能で、②と③はENEOSサービスステーション、つまりは店舗に足を運ばなければなりません。
要はネットで申し込むかお店に直接申し込みに行くかの違いです。
私の場合ですが、
「微妙に遠いエネオスまで行くのは面倒」
「ネットからマイペースに申し込みたい」
というわけで、①のオンライン申し込みで行いました。
スマホからの手続き!…の予定でしたが、申込画面があまりにも不便で操作がしんどかったので、途中からパソコンでの手続きに変更しています。
※基本はどのデバイスでもやり方は変わりません。
エネオス公式サイトから簡単に手続き可能
まずエネオス公式サイトに行きます。
ページ下層部にある【今すぐWEBで入会する】を押すと、申込画面へ移ります。
3種類のカードを選ぶ前に、よく行くエネオスのガソリンスタンド(サービスステーション)を教えてくれと聞かれます。
これは登録すると割引サービスが付くのかな?と思うところですが、実際はあなたに何のメリットもありません。
恐らくは、その店舗の営業成績に数えられるだけでしょう。
特定の店舗に思い入れがなく、入力が面倒であれば、下部に移動してサービスステーションの登録をスキップしてしまいましょう。
次にどのエネオスカードにするか選びます。
ENEOSカード P ポイントタイプ(JCB)
ENEOSカード S スタンダードタイプ(JCB)
ENEOSカード C キャッシュバックタイプ(VISA)
ENEOSカード P ポイントタイプ(VISA)
ENEOSカード S スタンダードタイプ(VISA)
C・P・Sのエネオスカードと、JCBかVISAのどちらかのブランドがあるので、各券面モデルの近くの【申し込みをする】を押します。
次の画面で2種類の規約の確認と、登録するメールアドレスを入力したら、【規約等に同意して確認画面へ】を押して進みます。
最後に申し込みするカードタイプと登録アドレスを再確認して【申し込みをする】を押せば、入会申し込み受付が完了します。
直後に登録したメールアドレス宛に、エネオスカードの手続き開始案内が届きます。
専用ページへのURLから手続き画面へ進めます。
ここまでスマホ(iPhone)で進めてきたのですが、途中で必要な郵便番号を入れても自動反映されるはずの住所が選択できなくて断念しました。
そもそも申し込みページがスマホ向けに整っていないので、指でのタップやらがメチャクチャやりにくいです。
なので、デバイスをパソコンに変更しました。
【ENEOSカードを申し込む】を押して次へ。
本人情報入力画面へ移るので、以下の必須事項をすべて入力します。
性別(男 or 女)
生年月日
職業について
カードの利用目的
卒業予定年月日(学生のみ)
入力したら【次へ】を押して進みます。
その次の画面で以下の自宅などの情報を入力します。
自宅電話番号(携帯可)
配偶者の有無
住居タイプ
居住年数
入力したら【次へ】を押して進みます。
その次の画面で以下の勤務先などの情報を入力します。
勤務先住所
勤務先電話番号
業種
勤続年数
年収
支払い日の選択(毎月2日のみ)
暗証番号
ETCカード申し込みについて
QUICPay申し込みについて
QUICPayはチャージ不要で使える後払い型の電子マネーで、後にエネオスカードの支払い日にまとめて請求されます。
その他ETCカードなど、不要であれば申し込まないにチェックしておきましょう。
すべて入力したら【次へ】を押して確認画面へ進みます。
入力した内容に誤りが無ければ、ボタンを押せば申し込みが完了します。
これにて申し込み完了!あとは審査に通れば約2週間でカードが自宅へ送られてきます。
お支払い口座は最後の画面で設定できるので、口座引き落としにしたい人は忘れずにしておきましょう。
登録メールアドレスにも、申し込み完了の旨のメールが届きます。
果たして審査には通るのか?審査完了メールが届くのをしばらく待ちましょう。
コメント
非常に役に立つ解説でした。参考になりました。私もsカードを考えます。今日GSでチラシをもらったが一番関心のあるロードサービスの中身がGSやウェブサイトの説明では全くわかりませんでした。ありがとうございます!