楽天本人カードを1枚持っていれば家族カードを発行できる!だがしかし!?
「夫が楽天カードを持っているから家族カードを発行したい」
「親が家族カードを発行すると言ってるけど悩んでいる」
あなたもこういった状況で作ろうかどうか考えていることだと思います。
確かに申し込む人が無収入や未成年だったなら、家族カードにせざるを得ないかもしれません。
しかし、本人カードを作れる状態であれば、家族カードを作らずに本人カードを作った方がお得なケースがほとんどです。
最初の新規入会&利用キャンペーンで大量の楽天ポイントをもらえる以外にも、楽天本人カードの方が良いというパターンは多いのです。
楽天カードは家族カードと本人カード、どちらで作るべきなのか?考えられるメリットとデメリットを交えて徹底解説していくわ。
楽天カードは本人カードで作った方が最初にもらえるポイントが圧倒的に多い
楽天カードは家族カードで作るよりも、本人カードで作った方がキャンペーンでポイント貰えるので、これだけ見ても明らかにお得です。
こういうキャンペーンはポイントを貰うのに条件が設けられていることがほとんどですが、楽天カードの場合、以下の条件を満たすだけでOKです。
- 楽天カードに新規で申し込む
- カードを1回だけ利用する
「もれなく」とあるように、これらの条件を満たせば必ずもらえます。
楽天スーパーポイントは1ポイント=1円で使えるので、ポイントのキャンペーンなら実質円分まるまる儲かります。
そのまま楽天市場で売っている物を買うためのお金として使えるので、ポイントの消費に困ることもありません。
家族カードを申し込むとこのキャンペーンは適用されず1ポイントももらえません。最大のメリットである新規入会&利用特典は本人カード申し込みでしか受け取れないのです。
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本人カードで作るメリット(家族カードと比較)
わかりやすく本人カードで作るメリットを家族カードと比較していくわ!
キャンペーンポイントが家族カードで作るよりもお得
前述の通り、本人カードなら特典でもらえる楽天ポイントはポイントと圧倒的です。
一応、家族カードキャンペーンというものが開催されていることがあり、家族がすでに持っている本人カードで家族カードに新規入会&利用特典で1,000~2,000ポイントもらえるというもの。
しかし、比較すると家族カードキャンペーンでもらえるのは1,000~2,000なのに対し、本人カードなら5,000~8,000と、時期によっては最大8倍ポイントも差が出ることになります。
今のところ家族カードの方が獲得ポイントを上回るキャンペーンは存在しないわ。ポイントで得したい場合は迷わず本人カードを選ぶべきね。
本人のクレジットカードヒストリーが積み重なる
これは楽天カードに限りませんが、クレジットカードは家族カードで利用しても、最終的には本人カードの実績にしかなりません。
誰が家族カードを使っても、最終的にクレジットカードヒストリー(クレヒス)はすべて本人カードに収束されます。
一方で、家族カードの申請も本人カードの人のクレヒスが参照されるので、家族カードを取得する人が無職だったり破産暦があっても作ることができます。
子供や配偶者など、家族カードを作る予定の人が「いつの日か自分でカードを持つ予定がある人」であれば、本人カードにしてクレヒスを積み重ねた方が将来のカード審査で有利になります。
本人カード所有者の立場で考えると、「家族カードを与えた家族がカードを使ってくれるから、クレヒスが勝手に積み重なってラッキー」という見方もあるわね。
通常カードなら年会費無料で家族カードと変わらない
公式ページには家族カードは年会費永年無料!という表記がメリットであるかのように書かれていますが、もともと楽天カードは本人カードも年会費永年無料です。
年会費に関しては、本人カード・家族カードもどちらを取得しても変わらず!発行手数料も一切掛からず無料ってことだな!
本人カードのデメリット
作るには審査に通る必要がある
本人カードを作るには、カードを作る本人が楽天カードの審査に通る必要があります。
楽天カードは審査が緩いと言われているものの、万が一にも通らない可能性が出てきます。
家族カードを作るメリット(本人カードと比較)
ポイント面でお得な本人カードだけど、家族カードを作るメリットもあるにはあるわ!
ポイントや支払い口座などを1箇所にまとめることができる
家族カードだけあって、使った分の引き落としを本人カードとまとめて決済できたり、獲得したポイントは1箇所にまとまります。
これにより管理が楽になるという面もあります。
しかし、明細表は本人カードの持ち主の元に届いたり、ポイントは本人カードへ渡ってしまいます。
- 買った物をいちいち見られたくない
- 個別でポイントを貯めたい
このどちらかに当てはまるなら、一概にメリットとは言えないと思う。買った物を知られたくなかったり、自分でポイントを貯めたい人もいるだろうからな。
本人カードと違って基本的に審査が不要なので発行が楽
家族カードは既に発行済みの本人カードで信用を得た状態から申し込めるので、新たに審査をする必要が無いというのは大きな利点です。
作りやすさでは本人カードよりも簡単!ポイントもクレヒスも不要・てっとり早く作りたい場合は家族カードが一番楽ね。
楽天ゴールド・プレミアムカードは年会費が安い
楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードも家族カードを作れます。
本人カードでこれらのカードを作った場合の年会費は、楽天ゴールドカードが税込2,160円、楽天プレミアムカードに至っては税込10,800円も掛かってしまいます。
これらを家族カードで作った場合、なんとどちらも税込540円と格安になります。
2016年12月に家族カードの年会費が大幅に改正され、税込5,400円から税込540円と10分の1になりました。
年会費が安くなったということは受けられるサービスが本人カードよりも減ってたりするのか?
そこは大丈夫!年会費が大幅に安くなっていても、空港の無料ラウンジ・海外旅行保険・その他のゴールドとプレミアムの特典を本人カードと同等で受けられるわ!
そしてデザインもゴールド・プレミアムということで、通常カードより豪華なクレジットカードを持てるというメリットもあります。
せっかく本人カードが楽天ゴールドカード、もしくは楽天プレミアムカードであれば、よく利用するサービスによっては家族カードを作った方が長い目で見れば得するでしょう。
楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードのメリット・デメリットは以下のページでも解説しています。
もととなる楽天ゴールドカードか楽天プレミアムカードの本人カードを持っている家族がいないと申し込めない点は注意!通常の楽天カードをもとに楽天ゴールドカードの家族カードは作れません。
家族カードのデメリット
キャンペーンポイントを貰う条件が厳しい場合がある
本人カードのメリットで比較した通り、ポイントは本人カードの方が多くもらえますが、さらにポイント獲得条件も違う場合があります。
例えば、「家族カードを使って10,000円以上利用」が条件の場合、どこかで10,000円以上買い物しなければポイントが付与されません。
1,000円・2,000円分のポイントをわざわざ狙うために、10,000円以上の買い物を無理やりしなければならないので、かえって無駄使いとなり、結果的に損をする可能性があります。
一方で本人カードの場合は、金額問わず1回以上の利用が条件となっているので、獲得条件という面でも本人カードに軍配が上がります。
単純に入会すればポイントが貰える緩い条件のパターンもあるが、やはりポイント狙いなら本人カードに申し込んだ方がお得ということだな!
単純に入会すればポイントが貰える緩い条件のパターンもあるが、やはりポイント狙いなら本人カードに申し込んだ方がお得ということだな!
キャンペーンポイントは本人カードに与えられる
キャンペーンで貰える楽天ポイントは本人カードに付与されます。
このポイントは期間限定ポイントとして扱われるので、取得した家族カードに移すこともできません。
とはいえ家族カード=身内のカードなので、本人カードで買い物をすれば済む話です。これなら特に大きな問題にはならないと思います。
しかし…
「何を買ったか、買うかは夫にバレたくない!」
「持ち主にバレるのはなんかイヤだ」
元になった本人カードを使って買い物をしてもらうため、本人には家族カードの持ち主が何を買ったか筒抜けになります。
それがイヤな場合は、やはり本人が100%ポイントを獲得できる本人カードを作るべきでしょう。本人カードなら最大8,000ポイントがそのまま手に入ります。
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利用限度額が本人カードと共有なので圧迫されやすい
利用限度額は個別でなく、本人カードと共有になります。
本人カード枠が20万円だったら同じく20万円となるので、買い物によってはすぐに圧迫されてしまいます。
以下の記事でも解説していますが、楽天カードの利用枠増額申請は入会から6ヶ月以上経たないと申請できません。さらに利用実績も同時に積み重ねなければないのでキツいです。
本人カードなら10万なり20万なり個別で枠が設定されるので、すぐに枠を増やす手段としても、本人カードで申請するのは良い方法なのでオススメします。
支払い管理を家族で一括化させることで、支払い遅延などの事故リスクを抑える効果があるので、これに関してはメリットともデメリットとも捉えられるわ。
家族カードのブランドは元と同じブランドで固定される
家族カードのブランドは、本人カードと同じもの(VISA/JCB/MasterCard)で固定されます。
ブランドにこだわりがなければマイナスにはなりませんが、例えば本人カードはVISA・家族カードはJCBといった別ブランドでの二刀流持ちができません。
一応、ブランドを変える方法はありますが、一度解約する必要があるのであまりオススメはできません。
別ブランドの楽天カードが欲しければ、本人カードを取得しましょう。
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カードデザインも本人カードと同じものに固定される
これはなかなか痛い点だと思います。
発行される家族カードは、現在の本人カードと同じデザインになります。
楽天カードはJCB・MasterCard限定のデザインカードで、女性人気の可愛い「お買い物パンダカード」や、ファン向けの「楽天イーグルスカード」を発行できます。
せっかく家族カードを取得するならデザインも自由に選びたいところ。
しかし、カードデザインは一切選ぶことができません。
特に可愛らしい「お買い物パンダ」デザインは、最近の上野動物園のシャンシャンなどパンダブームで需要も上がっているのに、お金や実績をどれだけ積もうが変えられません。
「本人カードと同じデザインは嫌だ!」
「特別なデザインカードが欲しい!」
というのであれば、家族カードよりも本人カードを作った方が良いです。
ちなみにデザインカードはJCB・MasterCardブランドのどちらかでしか取得できないので注意!VISAでは作れないわ。
念のため、デザインだけで選んで後悔するということが無いように、以下の記事で楽天カードをブランド別で快適さを比較しているので参考にしてみてください。
2枚目の楽天本人カードを申し込む裏技
前述の通り、楽天カードがVISAで申し込むとデザインカードは選べません。
しかし、楽天カード(VISA)を持っている人が、さらに2枚目の本人カードをJCBかMasterCardのどちらかで取得するという裏技があります。
この時にデザインカードを選ぶことで、そのカードをもとに特別なデザインの家族カードを持つことが可能です。
楽天カード2枚持ちについて、詳しくは以下の記事で解説しています。
家族カードと本人カードのそれぞれの特徴まとめ!
楽天カード(家族カード)の利点
- 審査いらずで取得が簡単
- 引き落とし口座が同じで管理は楽
- ポイントも本人カードに収まる
- カード明細は本人カード宛に届く
- デザインやブランドなど共有するものが多い
- 楽天ゴールド&プレミアムカードの年会費が激安
楽天カード(本人カード)の利点
- キャンペーンポイントが圧倒的に多い
- 獲得ポイントはすべて自分のもの
- 引き落とし口座を別にできる
- 明細も本人に届くため購入物がバレない
- 自分のクレヒスを磨ける
- 限度枠が個別なので自由にやりくりできる
- お買い物パンダなどのデザインを自由に選べる
- 楽天カードVISAなら2枚目も取得可能
家族カードは管理しやすい点が魅力!ポイント優先なら本人カード
家族カードを作るべきなのは、このどちらかに当てはまる人よ。
- 本人カードが楽天ゴールドか楽天プレミアムである
- 管理を家族でまとめて楽したい
特に楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード持ちはメリットがあります。
本来は税込2,160円~10,800円分の特典を税込540円で受けられるので、この場合は間違いなく家族カードを作るべきでしょう。
以上に当てはまらない人は、新たに本人カードを申し込んだ方が良いと断言します。
楽天ポイントをポイントもらえる入会&利用特典があるのはもちろん、本人カードの方が何かと独立した部分が多く、家族カードほど縛られずに所持できるからです。
申し込めるカードの中では、楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード・楽天ANAマイレージクラブカード以外は年会費無料なのも変わりません。
楽天カードを私が使っている感想でも書きましたが、私自身非常に満足できるカードなので、これを機会に楽天カードの本人カードを目指してみてください。
とりあえず本人カードを申し込み、審査を受けて通るかどうか試してからでも家族カードを考えても遅くはありません。
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ちなみに本人カードの新規入会&利用キャンペーンで手に入る楽天ポイントは、全て期間限定ポイントです。
その使い道に困るという人も結構多いみたいなので、以下の記事も参考にしてみてください。
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